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柴原精肉店 店主 柴原 政司

肉本来の味をお客様へ届けたい

柴原精肉店 店主

柴原 政司Masashi Shibahara

「肉本来の味をお客様へ届けたい」

試行錯誤する日々

兵庫県の中西部に位置する宍粟市。この地で私は父の代から半世紀以上にわたって、精肉店を営んできました。私の代になってからは、自社の契約農場で丹念に育て上げた高品質の宍粟牛の販売に力を入れ、地元をはじめ、最近では京阪神の各地から通ってくださるお客様もいらっしゃいます。ただ、精肉店として共通の悩みでしょうが、夏は焼肉用、冬はしゃぶしゃぶ用がよく売れるものの、売れる部位が偏るため、どうしても食品ロスが出てしまうのです。私は、何とか克服しようと、急速冷凍や液体窒素、アルコールといった最新の鮮度保持技術を次々に試しました。しかし、理想の技術にはなかなか出会えなかったのです。

X-Charge unit イメージ

10キロ以上の塊肉でも
品質を保持する技術に感動

そんな時に出会ったのが、X-Charge unitでした。鮮度を保持する技術を調べる中で偶然にも情報を耳にし、すぐにXEN GROUPへ連絡しました。そして、自店で販売している約10キロの宍粟牛の塊肉をもって、会社へ押しかけたんです(笑)スタッフの皆様には快く迎えていただきさっそく実験すると、X-Charge unitで保存した場合のドリップ量、鮮やかな肉の色、運用にかかる手間、ランニングコストのいずれも想像以上の結果でした。「これは自身が思い描いていた理想の技術かもしれない」と思い、即座に導入を決断しました。

冷蔵庫で保管されている生肉

食品ロスも驚くほど減少。
利益分はお客様に還元

導入して2年が経ちましたが、コストもお店での手間もすぐにメリットを感じました。冷凍保存で5%程度だったドリップが、2%にまで減少。ロス量も大幅に減らすことができました。何より「販売時にドラキュラマットを使わなくなった」という変化はインパクトがありましたね。さらに、生肉を冷蔵庫で都度保管するのと同様にX-Charge unitへ入れるだけで済み、もちろん解凍作業もゼロになって、スタッフの手間も省けています。これによって利益と効率がアップした分、これをお客様へ還元することで「遠くから高速代がかかっても、柴原さんのお肉は割安だ」と言っていただけるほど、物価高の中でも安定した価格で維持できています。

カットされている生肉

精肉以外の食品でも試行中。
夢は「宍粟から世界への産直」

X-Charge unit導入後、肉の変化に気づいてくださるお客様もいてとてもうれしく思っています。そんな噂を聞きつけてか鮮魚店や農業関係者からも問い合わせが寄せられるようになりました。とくに最近は、精肉以外の食品でも「X-Charge unitを試させてほしい」と依頼されることも増えていますね。この前、地元の仲間と「この技術を生かして、いつか宍粟から全国、全世界へ産直で届けたいね」と夢を語り合いましたが、決して夢では終わらない技術だと思います。鮮度保持で悩んでいる方は、ぜひ自身の目と舌でX-Charge unitの技術力を感じていただきたいですね。

柴原精肉店 店主 柴原 政司

柴原精肉店 店主

柴原 政司Masashi Shibahara

自社契約農場で育てるオリジナルの黒毛和牛「宍粟牛」を販売する柴原精肉店の二代目店主。宍粟牛は、誕生から50年以上をかけて口コミで広まり、京阪神を中心に全国から注文依頼がある。